「デジカメの充電器がないときはどうすればいい?」という切実な悩みは、カメラを使う多くの人が一度は直面するトラブルです。
そのようなとき、100均の充電器で代用しようと考えますよね・・。ですが、カメラ本体の故障やバッテリーの劣化を考えると推奨できません。
この記事では、そんな緊急事態に備え、デジカメの充電器をなくした時の対処法から、100均で代用するリスク、知っておくと非常に便利なデジカメ充電器を代用する方法まで、具体的かつ丁寧に解説を進めます。
まず、「デジカメの充電器は何タイプですか?」という基本的な疑問にお答えし、複雑化するデジカメ充電器のタイプと種類を分かりやすく整理。特にご要望の多いニコンデジカメの充電器についての詳細な情報はもちろん、カシオデジカメEXILIMの充電器の選び方や、デジカメ充電器でソニー対応モデルは?といった他社製品に関する情報にも深く切り込みます。さらに、「タブレット充電器は100均で買える?」や「ダイソーの充電器はタイプCでも使えますか?」といった身近な疑問から、「45W充電器は100均で購入できる?」という高性能な充電器の事情まで、あらゆる角度から徹底的に掘り下げます。この記事を最後まで読めば、充電器に関する不安や疑問が解消され、どんな状況でも落ち着いて対処できる知識が身につくはずです。
目次
100均のデジカメ充電器でニコンは使える?基本を解説

- デジカメの充電器がないときはどうすればいい?
- デジカメの充電器をなくした時の対処法
- デジカメ充電器のタイプと種類
- デジカメの充電器は何タイプ?
- デジカメ充電器を代用する方法
- ニコンデジカメの充電器について
デジカメの充電器がないときはどうすればいい?
外出先で充電器がないことに気づいた時、パニックに陥る必要はありません。いくつかのステップを踏むことで、解決策が見つかる可能性が高いです。まずは冷静に以下のことを試してみてください。
ステップ1:USBでの本体充電を試す
近年発売されたデジタルカメラの多くは、カメラ本体に直接USBケーブルを接続して充電できる「USB充電(本体充電)」機能を備えています。これが可能であれば、問題解決は目前です。
スマートフォン用のACアダプターとUSBケーブル、あるいはモバイルバッテリーがあれば、コンセントやPCがない場所でも充電を開始できます。まずは、お使いのカメラの側面や底面にある端子カバーを開けて、見慣れたUSBポート(USB Type-CやMicro-Bなど)がないか確認してみましょう。
充電できているか必ず確認を!
ケーブルを接続するとカメラの充電ランプが点灯することがありますが、これはあくまで「通電している」サインであり、「適切な電力で充電されている」ことを保証するものではありません。ACアダプターの出力が不足していると、ランプは点灯していても実際にはほとんど充電が進まないことがあります。しばらく接続してもバッテリー残量が増えない場合は、より出力の高いACアダプターを試す必要があります。
ステップ2:近くの店舗で代替品を探す
USB充電に対応していないモデルだったり、対応するケーブルを持っていなかったりする場合は、物理的に代替品を探す必要があります。
- 家電量販店:ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電機など。純正品や信頼性の高いサードパーティ製の充電器・ケーブルが見つかる可能性が最も高い選択肢です。
- コンビニエンスストア:最近では基本的なUSBケーブル(Type-C, Micro-B, Lightning)や小出力のACアダプターを置いている店舗が増えました。緊急時には非常に頼りになります。
- 100円ショップ:ダイソー、セリア、キャンドゥなど。非常に安価にケーブル類を入手できますが、品質や性能については後述する注意点があります。
ただし、本体の故障やバッテリーの劣化を考えると純正品を使用することが推奨されます。
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また、こちらの記事では正しいバッテリーの選び方をご紹介していますので、ぜひ参考にしてください^^
デジカメの充電器をなくした時の対処法

外出先の一時的な忘れ物ではなく、自宅のどこを探しても充電器が見つからない、つまり完全に紛失してしまった場合の対処法について、より詳しく解説します。
選択肢1:メーカー純正品を再購入する【安心・確実】
最も推奨されるのが、メーカー純正の充電器を買い直す方法です。価格は3,000円~10,000円程度と高価になりがちですが、それを上回るメリットがあります。
純正品のメリット
- 絶対的な安全性:カメラ本体とバッテリーに最適化された設計のため、過充電や発熱といったリスクが極めて低い。
- 性能の保証:規定通りの時間で確実に充電が完了します。
- メーカー保証の維持:万が一、充電が原因でカメラやバッテリーにトラブルが発生しても、保証規定に沿ったサポートが受けられます。
メーカーの公式オンラインストアや、カメラを購入した家電量販店などで注文できます。
選択肢2:サードパーティ製の互換品を購入する【価格重視】
Amazonや楽天市場などのECサイトを見ると、純正品の半額以下で購入できる安価な「互換品」が多数見つかります。価格は非常に魅力的ですが、純正品ではないことによるリスクも存在します。
互換品のリスクと注意点
- 品質のばらつき:製品によっては、充電が不安定だったり、すぐに壊れてしまったりすることがあります。
- バッテリー劣化の可能性:不適切な電圧や電流制御により、バッテリーの寿命を早めてしまう可能性がゼロではありません。
- 保証対象外:前述の通り、互換品の使用が原因の故障はメーカー保証の対象外となります。
互換品を選ぶ際は、安さだけに飛びつかず、販売実績が豊富で、購入者レビューの評価が高い製品を慎重に選ぶことが重要です。「ロワジャパン」「str」などは、互換バッテリーや充電器の分野で比較的長く販売実績のあるブランドとして知られています。
個人的には、メインの充電器は純正品を使い、旅行用の予備や、古いカメラ用として互換品を割り切って使う、といった使い分けがおすすめです。
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デジカメ充電器のタイプと種類

デジカメ用のUSBケーブルは、PCや充電器に接続する側(A端子)と、カメラに接続する側(B端子)で形状が異なるのが一般的です。特にカメラ側の端子は規格が乱立しており、購入時に最も注意すべきポイントです。代表的な規格とその特徴を下の表にまとめました。
| 規格名 | 端子の特徴 | 転送速度(理論値) | 主な用途・採用機器 |
|---|---|---|---|
| USB Type-C | 上下対称の楕円形。 向きを気にせず挿せる。 |
5Gbps~40Gbps | 最新のミラーレスカメラ、スマートフォン、PCなど |
| USB Micro-B | 平たい台形。 接続時に向きの確認が必要。 |
480Mbps / 5Gbps (3.0) | 少し前のデジカメ、Androidスマホ、ポータブルHDDなど |
| USB Mini-B (5ピン) | Micro-Bより厚みがある。 同じMini-Bでもピン数が違うものがある。 |
480Mbps | 古いデジカメ、ドライブレコーダー、PS3コントローラーなど |
| 平型mini8pin | 薄くフラットな形状。 メーカー独自の特殊規格。 |
480Mbps | 一部のNikon、Olympus、Panasonicなどの旧モデル |
この表からも分かる通り、「デジカメ用のUSBケーブル」と一括りにはできず、どの規格に対応しているかは製品次第です。さらに、映像をテレビに出力するための「HDMI」端子にも、標準サイズ、ミニHDMI、マイクロHDMIといった複数のサイズが存在し、注意が必要です。
デジカメの充電器は何タイプ?

デジタルカメラの充電方法は、大きく「バッテリーチャージャータイプ」と「USB充電タイプ」の2つに大別され、それぞれにメリットとデメリットがあります。
タイプ1:バッテリーチャージャー(専用充電器)
カメラからバッテリーパックを取り出し、専用の充電器に装着して充電する伝統的な方式です。特に、消費電力の大きいデジタル一眼レフや高性能ミラーレスカメラでは、現在も主流の充電方法となっています。
バッテリーチャージャーの長所
最大の利点は、充電の効率と柔軟性です。予備のバッテリーを複数持っていれば、一つをカメラで使いながら、もう一つを充電しておく「ローテーション」が可能です。これにより、バッテリー切れによる撮影の中断を最小限に抑えることができます。長時間のイベントや旅行で非常に有効なスタイルです。
タイプ2:USB充電(本体内充電)
カメラにバッテリーを入れたまま、USBケーブルを直接接続して充電する方式です。荷物を少しでも減らしたい旅行者や、手軽さを重視するユーザーからの人気が高く、近年のコンパクトデジカメやミラーレスカメラの多くが対応しています。
USB充電の注意点
非常に便利なUSB充電ですが、充電中はカメラの操作ができない、あるいは機能が制限されるモデルが多いという点は理解しておく必要があります。また、USB充電にしか対応していないカメラの場合、予備バッテリーを持っていても、それを充電するためには結局カメラ本体を使わなければならず、充電中は撮影が完全にストップしてしまいます。
ハイブリッドモデルが理想的
最近のミドルクラス以上のカメラでは、専用のバッテリーチャージャーが付属しつつ、USB充電にも対応している「ハイブリッド」なモデルが増えています。自宅ではチャージャーで効率的に充電し、外出先ではモバイルバッテリーで緊急充電する、といった柔軟な使い方ができるため、最も利便性が高いと言えるでしょう。
デジカメ充電器を代用する方法

専用充電器の代用品として最も現実的なのが、USB充電機能を活用することです。カメラがUSB充電に対応していれば、私たちの身の回りにある様々な機器が充電器の代わりになり得ます。
代用可能な充電機器
- ACアダプター:スマートフォンやタブレットに付属しているものが使えます。
- モバイルバッテリー:コンセントがない場所での最強の味方です。
- PCのUSBポート:充電速度は遅めですが、確実な充電手段です。
- カーチャージャー:車での移動中に充電を済ませられます。
重要:ACアダプターやモバイルバッテリーの「出力」
代用品を選ぶ際に最も重要なのが「出力スペック」です。製品のラベルを見ると、「5V/2.4A」のように電圧(V)と電流(A)が記載されています。この二つを掛け合わせた電力(W)が大きいほど、充電スピードは速くなります。
デジカメのバッテリーはスマホよりも大容量なことが多いため、最低でも5V/2A(10W)以上の出力がある充電器を使うのがおすすめです。1A程度の低出力なものだと、充電に半日以上かかったり、事実上充電できなかったりする可能性があります。
さらに高速に:USB Power Delivery (USB PD)
より高度な充電規格が「USB PD」です。これは、従来のUSB充電よりもはるかに大きな電力を供給できる技術で、対応機器同士であれば驚くほどの速さで充電が完了します。
USB PDを利用するための3つの条件
- カメラ本体がUSB PDに対応していること
- ACアダプターやモバイルバッテリーがUSB PDに対応していること
- USBケーブルがUSB PDに対応していること(両端がType-Cのものが多い)
この3つが揃って初めて高速充電が実現します。一つでも非対応のものが含まれると、通常の速度での充電となるため注意が必要です。
ニコンデジカメの充電器について

大手カメラメーカーであるニコンは、その長い歴史の中で多種多様なカメラを世に送り出してきました。そのため、充電器や接続ケーブルの仕様も、モデルの新旧によって大きく異なります。
要注意:旧型COOLPIXの独自端子「平型mini8pin」
2010年代に発売された「COOLPIX A100」や「S3300」といった一部のコンパクトデジカメでは、「平型mini8pin」と呼ばれるニコン独自のUSB端子が採用されています。これは現在主流のどのUSB規格とも互換性がなく、専用ケーブル(純正型番:UC-E6)がなければPC接続も充電もできません。
このケーブルは汎用性が皆無なため、100円ショップやコンビニで入手することは絶望的です。紛失した場合は、家電量販店で取り寄せを依頼するか、Amazonなどで「Nikon UC-E6 互換」と検索してサードパーティ製品を探す必要があります。
新世代の標準:USB Type-C と Power Delivery
対照的に、「Z 9」や「Z f」といった最新のZシリーズミラーレスカメラでは、USB Type-Cポートが標準搭載されており、利便性は飛躍的に向上しました。これらのカメラはUSB充電だけでなく、PCと接続してカメラをWebカメラとして使用したり、撮影しながら外部から電力を供給し続ける「USB給電」にも対応しているモデルが多いです。
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さらに、USB PDにも対応しており、推奨される仕様のPD充電器を使えば、大容量のバッテリーでもスピーディーに充電を完了させることができます。詳しい対応状況や推奨される充電器のスペックについては、お使いのカメラの取扱説明書やニコンの公式サイトで確認することが最も確実です。(参照:Nikon Imaging Japan | サポート)
お持ちのニコンカメラが古いモデルか新しいモデルかで、充電の選択肢が天と地ほど変わる、ということですね。まずはカメラの側面にある端子を確認してみましょう!
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100均で探すデジカメ充電器とニコンでの注意点

- ダイソーの充電器はタイプCでも使えますか?
- タブレット充電器は100均で買える?
- 45W充電器は100均で購入できる?
- カシオデジカメEXILIMの充電器の選び方
- デジカメ充電器でソニー対応モデルは?
ダイソーの充電器はタイプCでも使えますか?
結論として、ダイソーをはじめとする100円ショップで販売されているUSB Type-CケーブルやACアダプターは、デジカメの充電に使用できます。
現在の100円ショップの電気小物コーナーの品揃えは目覚ましく、様々な規格のUSBケーブルが110円から購入可能です。ACアダプターも、330円や550円といった価格帯で、複数のポートを持つ製品や、合計3.4Aなどの比較的高出力なモデルも登場しています。
100均製品を選ぶ際の3つの注意点
しかし、手軽で非常に便利な100均製品ですが、カメラのような精密機器に使う上では、価格相応の注意点も存在します。
- 充電速度が遅い可能性:製品パッケージをよく見ると、対応電流が1Aや2.4Aなどと記載されています。デジカメの大容量バッテリーを充電するには、できれば2.4A以上に対応したケーブルとACアダプターを選びたいところです。また、USB PDなどの急速充電規格には対応していない製品がほとんどです。
- 「充電専用」ケーブルの存在:非常に重要なポイントとして、100均のケーブルにはデータを転送できず、充電しかできない「充電専用」タイプが存在します。撮影した写真をPCに移したい用途も兼ねる場合は、必ずパッケージに「データ転送対応」「充電・通信対応」と明記されている製品を選んでください。
- 長期的な耐久性:純正品や有名メーカー品と比較すると、ケーブルの根元部分の断線や、端子内部の接触不良が起きやすい傾向があります。あくまで「緊急用」「予備用」と位置づけ、日常的なメイン使用は避けるのが賢明でしょう。
タブレット充電器は100均で買える?

タブレット充電にも対応可能なレベルの、比較的高出力なACアダプターは100円ショップで購入できます。
スマートフォンよりもバッテリー容量が大きいタブレットを効率的に充電するためには、一般的に5V/2.4A(12W)以上の出力を持つACアダプターが推奨されます。100円ショップでは、110円の製品は1A~2.1A出力のものが多いですが、330円や550円の価格帯に目を向けると、USBポートを2つ以上備え、合計出力が3Aを超えるようなパワフルな製品が見つかります。
デジカメ充電におけるメリット
これらのタブレット向け高出力ACアダプターは、デジカメの充電においても非常に有効です。カメラのUSB充電は、PCのUSBポート(多くは0.5A~0.9A)から行うと非常に時間がかかりますが、こうした高出力アダプターを使えば、充電時間を大幅に短縮できます。
旅行や出張の荷物をスマートに
USBポートが2つ以上あるACアダプターを1つ持っていけば、スマートフォンとデジカメ(USB充電対応モデルの場合)を1つのコンセントで同時に充電できます。それぞれの専用アダプターを持ち運ぶ必要がなくなり、旅行カバンの中身をスッキリさせることができます。
このように、100円ショップの高価格帯製品をうまく活用することで、コストを抑えつつ利便性を高めることが可能です。
45W充電器は100均で購入できる?

現時点では45Wもの大電力に対応したUSB PD充電器を100円ショップで購入することはできません。
45Wクラスの出力は、主にノートパソコンの充電や、高性能なタブレット、一部のミラーレスカメラの急速充電に要求されるスペックです。このような高出力を安全に制御するには、高度な電子回路や安全機能を内蔵する必要があり、そのコストは100円ショップの価格帯とは大きく異なります。
45Wクラスの充電器が必要な場合
もし、お持ちのノートPCやカメラの取扱説明書に「45W以上のUSB PD充電器」といった指定がある場合は、Anker、CIO、Belkin、UGREENといった、充電器を専門に扱う信頼性の高いサードパーティメーカーの製品を選ぶのが一般的です。これらの製品は、家電量販店やAmazonなどのECサイトで、3,000円~6,000円程度の価格で販売されています。
W数不足のリスク
45Wを必要とする機器に20Wの充電器を接続した場合、充電速度が極端に遅くなったり、充電と消費が追いつかず逆にバッテリーが減っていったり、最悪の場合は全く充電が開始されなかったりします。機器が要求するW数を下回る充電器は、基本的に使えないと考えましょう。
デジカメ単体の充電であれば、多くの場合20W以下の充電器でも十分ですが、複数のデバイスで充電器を共用したい場合は、最もW数を要求するデバイスに合わせて選ぶことが重要です。
カシオデジカメEXILIMの充電器の選び方

かつてコンパクトデジカメ市場を席巻したカシオの「EXILIM」シリーズ。現在も愛用している方は少なくないでしょう。充電器を選ぶ際は、ニコン同様、モデルの新旧によって確認すべきポイントが異なります。
バッテリーチャージャータイプの見分け方
多くの古いEXILIMモデルは、バッテリーを取り出して専用充電器で充電する方式です。充電器を紛失した場合、まずはバッテリー本体に記載されている型番を確認しましょう。「NP-80」「NP-130A」「NP-160」といった型番が見つかるはずです。
このバッテリー型番を元に、Amazonなどで「NP-80 充電器 互換」のように検索すれば、対応するサードパーティ製の充電器を簡単に見つけることができます。純正の充電器(例: BC-81L, BC-130L)は生産終了していることが多いため、互換品が主な選択肢となります。
USB充電タイプの見分け方
「EX-ZR」シリーズなどの比較的新しいモデルや、「EX-FR」シリーズといったユニークなモデルでは、USB Micro-Bポートを搭載し、本体充電に対応している場合があります。この場合は、一世代前のAndroidスマートフォンで広く使われていたケーブルとACアダプターがそのまま利用できるため、代用品の入手は非常に容易です。
EXILIMは人気シリーズだっただけに、互換バッテリーや充電器が今でも豊富に流通しているのが嬉しいポイントですね。バッテリーの型番さえ分かれば、復活させられる可能性は高いですよ。
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デジカメ充電器でソニー対応モデルは?

ソニーは、デジタルカメラ製品において、ユーザーの利便性を考慮した標準規格の積極的な採用で知られています。これにより、充電器やケーブルの選択肢が広く、代替品を見つけやすいという大きなメリットがあります。
コンパクトデジカメ「Cyber-shot」シリーズ
ソニーのコンデジ「サイバーショット」は、かなり早い時期から本体でのUSB充電に対応してきました。多くのモデルでUSB Micro-Bポートが採用されており、Androidユーザーであれば手持ちのケーブルや充電器をそのまま流用できるケースがほとんどです。
ミラーレス一眼「α」シリーズ
プロやハイアマチュアからも絶大な支持を得る「α」シリーズも、利便性の高い充電機能を備えています。近年のモデル、例えば「α7 IV」や「α6700」、「VLOGCAM ZV-E1」などでは、USB Type-Cポートが標準搭載されています。
これらのカメラは、USB PDによる高速充電に対応しているのが大きな特徴です。例えば、ソニーの公式サイトでは、α7 IVに対して「USB PDに対応した、出力が9V/3Aまたは9V/2AのUSB-ACアダプターやモバイルバッテリーをおすすめします」と明記されています。このような具体的なスペックが公開されているため、ユーザーは迷うことなく最適なサードパーティ製充電器を選ぶことができます。
標準規格採用のメリット
メーカーが独自規格ではなく、USB Type-Cのような標準規格を採用してくれると、ユーザーは1つの高機能なPD充電器とケーブルを持つだけで、カメラ、スマートフォン、ノートPCまで、様々な機器を充電できるようになります。これは、旅行や出張時の荷物を大幅に削減することに繋がります。
賢いデジカメ充電器選び!100均とニコンの最終結論
この記事では、ニコンのデジカメを中心に、充電器がない・なくした際の対処法や、100均製品の活用法について、具体的な情報と共に詳しく解説しました。最後に、記事全体を通して最も重要なポイントをリスト形式でまとめます^^
この記事のポイント
- デジカメの充電器を紛失したら、まずUSBでの本体充電が可能か確認する
- USB充電対応なら手持ちのスマホ用ACアダプターやモバイルバッテリーが使える
- 充電方式にはバッテリーを外すチャージャータイプとUSB本体充電タイプがある
- USBケーブルの端子はType-C、Micro-B、Mini-Bなど種類が非常に豊富
- 失敗しないためには、購入前に必ず自分のカメラの端子形状を実物で確認する
- ニコンの旧型コンデジは「平型mini8pin」といった特殊な独自端子の場合がある
- この特殊な端子のケーブルは100均では購入できず、ネットで互換品を探す必要がある
- 最新のニコンZシリーズはUSB Type-CとPD急速充電に対応し非常に便利
- ダイソーなどの100均で主要なUSBケーブル(Type-CやMicro-B)は安価に購入可能
- 100均のケーブルにはデータ転送ができない「充電専用」品があるので要注意
- タブレット用の高出力ACアダプターも100均の330円~550円商品として存在する
- ノートPCも充電できる45W以上の高出力PD充電器は100均では入手困難
- 充電器を再購入するなら安全性と保証で勝る純正品が最も推奨される
- 互換品は安価だが品質にばらつきがあり、使用は自己責任となる
- 緊急時やたまにしか使わない予備用として100均製品を活用するのは賢い選択
これらのポイントを総合的に理解し、ご自身のカメラの仕様と使い方に合った最適な充電環境を整えることで、バッテリー切れの心配から解放され、より一層快適なカメラライフを送ることができるでしょう^^
こちらの記事では正しいバッテリーの選び方をご紹介していますので、ぜひ参考にしてください^^
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